ビデオギャンブル体験の要素

私が初めてギャンブルらしき体験をしたのはトランプでした。おそらく90%の人は私と同じような体験をされているでしょう。親からあるゲームを教わり、友達から別のゲームを教わり、最後にはトランプのプロに。ブラックジャックやスロットの遊び方は親が教えてくれないので、カジノゲームができるようになりたければ、自力で学ばなければなりません。初めてスロットをプレイしたのは「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」でした。ウジーという男がカジノをやっていて、スロットがあったのでプレイしてみました。グランド・セフト・オート内での勝率がどうなっているかは分かりませんでしたが、勝ちました。たしか金色のレンガが3つ並んでいて、それが非常に嬉しかったですね。

さて、ご覧の通り、今日のテーマはビデオギャンブルです。一般的にビデオギャンブルが好きという方はあまりいません。多くの人が「そんなのやりたくない。機械と対戦して人間が勝てるわけがない」と言うのです。これは半分当たりで半分ハズレです。確かに機械との対戦ですが、他のゲームでも、ディーラーを務める人の背後にある、カジノのシステム全体と対戦しているからです。

この種のギャンブルの良さは、スロットをはじめどのゲームも非常におもしろいことです。照明、アイコン、すべてが派手で、遊び方さえ知っていれば楽しい時間を過ごせます。ギャンブルマシンで遊ぶ際に一番重要なのは、やめ時を知っておくことです。この種のゲームは自分自身との闘いです。やめ時を知らないと、痛い目をみることになります。

マシン系のゲームはお金にならないというのが一般的な意見ですが、実際そんなこともありません。確かにマシンゲームは、カジノウォーやブラックジャックなどの通常のカジノゲームに比べて勝率は低いですが、大勝ちしている人もたくさんいます。ここでの勝者と敗者の大きな違いは、忍耐力です。マシン上では、大金を賭けるためのボタンは目立ちますが、少額を賭けるためのボタンは小さく作られています。

マシンゲームの面白いところは、その種類の多さです。スロットには「バットマン」、「ロード・オブ・ザ・リング」、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」などがあります。本や映画、スポーツにちなんだスロットが揃い、ゲームのテーマに合わせて外観が変わります。中でも一番人気が高いのがクラシックなフルーツスロットです。なぜなのか不思議ですよね。それは、フルーツスロットが世界で最も簡単なゲームだからです。誰でも遊べるし、操作方法も簡単で、お金を入れてクリックするだけです。個人的には、バーを引いてスロットを回す古いタイプのマシンが好きです。シフトレバーのような形をしていて、レバーを引くといつもの音が出るんです。私のブログでもその音について書いたことがあります。世界中を探してもスロットの音に勝る音はないんじゃないかと思います。当たりが出た時の興奮は、幸せのシンフォニーのような気分です。大事なのはいくら勝ったかではなく、あの感覚なのです。アドレナリンが血管を駆け巡り、心臓が爆発しそうで、それほどの快楽は他では味わえません。

というわけで、娯楽目的のギャンブルほど楽しいものはありません。負けることもあるし勝つこともありますが、間違いなく楽しい時間を過ごせます。勝つか負けるかという心構えでカジノに行くのではなく、楽しむためにゲームをしてください。そうすれば、周りから「ギャンブラー」というレッテルなど貼られずに、ただ楽しいことが好きな人だと思われることでしょう。